リモートワーク用PCスペック-効率に大切な【メモリ】は厨房の調理台

リモートワーク用PCスペック-十分な【メモリ】でサクッと作業効率化


「パソコンのメモリが十分でないと、しっかりした仕事はできないぞ」と先輩に言われました。
どういう意味なのか?
オレのパソコン、○芝製だからなんにも問題ないと思ったんだけど?
メモリって何する人?

こんな悩みを持った方にこのページを書きました
 パソコンのメモリって何?

 メモリの性能で何が変わる?

 自分のパソコンのメモリは足りてるの?

こんな悩みにお答えします

 

このページを読むと、こんなことがわかります
パソコンのメモリは調理台みたいなもの

メモリが変わると効率的に仕事ができる

どんな仕事でどれくらいのメモリが必要か

 

このページを書いた人
Web制作会社でWebクリエイターをしている「ウノッチ@コロただリモートワーカー」が、現場の空気感とともにご紹介しています

Twitterもやってます https://twitter.com/@3chome_taro

メモリとは?

メモリとは?

PCのメモリとは、一時的な記憶装置のこと

HDD(ハードディスク)やSSD(エスエスディ)といった記憶媒体に収納してあるデータやアプリを出してきて、作業する間だけ記憶する媒体です

これがリモートワークで使うPCの性能に直結するんです

別名「メインメモリ」「RAM(ラム)」

このPCメモリは別名「メインメモリ」とか「RAM(ラム)」と呼ばれたりもします

PCメーカーによってスペック表の書き方が違いますが、同じものです

「PCのメモリ」は「キッチンの調理台」と同じ

「PCのメモリ」は「キッチンの調理台」と同じ

収納してあったデータを出してきて、作業する間だけ一時的に記憶するものなので、レストランのキッチンでいうと「調理台」にあたります

「キッチン」=「PC」

「冷蔵庫」=「HDD/SSD」

「食材」=「データ」

「調理台」=「メモリ」

「シェフ」=「CPU」

「キッチンの冷蔵庫に収納してあった食材を出してきて、調理台の上でシェフが料理をする」

「PCのHDD/SSDに収納してあったデータを出してきて、メモリの上でCPUが作業する」

ことになります

PC電源オフにすると消える

メモリに出してきたデータは、PCの電源を切ると消えてしまいます

アプリで作業した結果を「保存」するとHDD/SSDという記憶媒体に収納され、保存されます

料理を終わりキッチンの電気を消す時には、調理台の食材は冷蔵庫に収納しますよね?

それと同じです

メモリの性能は容量「GB(ギガバイト)」で決まる

キッチンの調理台は広いとたくさんの食材や器具を広げたまま、一度にいくつもの料理を並行して行え、効率的に使えます

同じように、PCのメモリも容量が大きいとたくさんのデータを広げたまま、一度にいくつものタスクを並行してこなせます。

シェフが2人、4人と多くなればそれだけ調理台の広さが必要になります

CPUのコア数が増えれば、その分のデータを広げておくための大きなメモリが必要になるのです

メモリの容量の単位は「バイト」になります。

最近は「GB(ギガバイト)」で表示しています。

それで、メモリの「GB」が大きいほど「大量」のデータを「高速」で処理でき、メモリの価格も上がります

PC搭載メモリは何ギガ必要?

自動車を選ぶ時、休日に買い物に行くだけなのにフェラーリやランボルギーニといったスーパーカーを買う人はいません

コスパが悪すぎます

同じように、一般人には使いこなすことができないモンスターパワーをもったメモリを搭載しても、持て余すだけでコスパが悪すぎます

では、どれくらいのGB数のメモリを搭載するのが適切なのでしょうか?

リモートワークに必要なメモリギガ数、例えていえば、可能な作業

32GB-一般人には持て余すモンスターパワー

32GBのメモリは、一般的なリモートワーカーには持て余してしまうモンスターパワーを持っています

120キロが最高速度の日本の公道では、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーの性能を引き出すことができず、ただ「見栄」や「話題」にしかなりません

同じように、PCに32GBのメモリを搭載しても、大量の4K動画編集や仮想マシンを動かすのでない限り宝の持ち腐れです

もちろんメモリ不足で困ることはゼッタイと言っていいほどありませんが、高価なメモリに費用をかけるのはコスパが悪すぎます

16GB-なんでもこなせる余裕のスペック

16GBのメモリは、なんでもこなせる余裕のスペックです

BMWやベンツ、LEXUSといった高級車であれば、日常の買い物から高速での遠出、冠婚葬祭までどんなシチュエーションも余裕でこなします

同じように、PCに16GBのメモリが搭載されていれば、3Dゲームやゲーム実況配信などもできますし、思いもかけず動画編集をすることになっても余裕で対応できます

普段のリモートワークでは性能を上限まで使うことはないでしょうが、あれば安心して余裕で作業できるのが16GBメモリです

8GB-リモートワークなら最低欲しいレベル

8GBのメモリは、リモートワークをするなら最低でも欲しいレベルの容量です

自動車で言えば、通勤から高速道路での長距離規制までこなせるカローラ級、バリバリ働くなら最低でも欲しいレベルといえるでしょう

ExcelやWordといったOfficeソフトを複数立ち上げてマルチタスク、写真加工、PDFダウンロードなどをするなら、どうしても必要なスペックです

低スペックのゲームもこなせるでしょう

予算が限られてどうしても最低のスペックしか選べないとしても、8GBは搭載したほうがよさそうです

4GB-最低限の仕事ならなんとか可能か

4GBのメモリは、リモートワークをするなら不足を感じるレベルです

軽自動車や軽トラックであれば町内を用足しに回るくらいが精一杯で、とても都会を営業で走り回るには不足でしょう

同じように、ネット閲覧や動画視聴などごく簡単な作業だけならなんとかなりますが、リモートワークをするにはスペック不足です

Officeソフトは起動はするものの、サクサク作業するには役不足です

手持ちの4GBメモリ搭載のPCをリモートワークに転用するしかないなら、メモリ増設を検討しましょう

2GB-サンダル履きのお散歩ていどの性能

2GBのメモリは、仕事をするにはまったく足りないスペックです

原付スクーターで近所の買い物や寄り合いに行く程度のレベルです

定年後の高齢者がネットショッピングをする、メール送受信するていどならこなせますが、Officeソフトを立ち上げることさえ厳しいでしょう

2GBが標準仕様のPCはおそらく古過ぎるでしょう

速くするには2枚差しが有効

メモリは1枚だけ差しても2枚差しても使えますが、合計容量が同じなら2枚差しのほうが速度が速くなります

つまり、「8GBメモリ」1枚より「4GBメモリ」2枚のほうが優れています

PC購入時にメモリ容量は選べる?

PC購入時にメモリ容量は選べる?

現在、新品のPCをメーカーから購入するのであれば、かなり多くのメーカーがメモリ容量を選択できるようになっています

メモリを選べる国産メーカー

Dynabook(東芝) >

Fujitsu FMV(富士通) >

Lavie (NEC) >

フルカスタマイズBTOメーカー

BTOメーカーはもともとカスタマイズが売りのPCメーカーですので、ほとんどのメーカーがメモリ容量を選択できます

マウスコンピューター >

hp(エイチピー) >

DELL(デル) >

ASUS(エイスース) >

PC購入後にメモリ増設できる?

PC購入後にメモリ増設できる?

デスクトップPCは増設できる

デスクトップPCは拡張機能に優れているので、あとから増設することは可能です

かさばるデスクトップPCを買う人のほとんどが、拡張したくて選んでいるほどです

メモリ増設できないノートPC

メモリ増設ができるノートPCもかなり存在していますが、絶対できないノートPCも存在します

「LPDDR」

搭載しているメモリが「LPDDR」のPCは、増設はできません

「LPDDR」は主にタブレット端末やスマートフォンに使われているメモリで、ハンダ付けされており抜き差しできないようです

「オンボードタイプ」

搭載しているメモリが「オンボードタイプ」のPCも増設はできません

これもハンダ付けされていてメモリスロットがないタイプになります

メモリ増設できるノートPC

かなりのノートPCがメモリ増設できるようです

ただし、メーカーが「メモリ増設可能」とうたっているわけではなく、PCを軽く分解する必要もあり、その分解の仕方も自分で調査する必要があります

「[メモリ増設したPC型番] メモリ増設」というキーワードでググると、「やってみた」的な個人ブログページが見つかります

そこで適合するメモリ型番、PC分解の仕方が詳しくわかれば可能です。

PC修理業者に増設依頼できる

もちろん、PC修理業者に依頼すればCPUやメモリなどを増設してもらうことが可能です

手持ちのPCがスペック不足なら、新品を買うより業者に頼んで増設してもらったほうが安上がりかもしれません

詳しくは公式サイトで→

リモートワークPCは十分なメモリ搭載してサクッと作業効率化

リモートワークPCは十分なメモリ搭載してサクッと作業効率化

十分な広さの調理台がないキッチンでは、おいしい料理を作ることなど不可能です

同じように、十分な容量のメモリが搭載されていないPCでサクサクと効率的にリモートワークをこなすこともできません

普段行う作業の重さに見合ったメモリをしっかり搭載して、サクサクっと仕事をこなしていきましょう

このサイトの管理人について―

2009年からリモートワークでWeb制作、Webライター、イラストなど継続中の「ウノッチ@タダころリモートワーカー」がまとめています

リモートワークをいかに乗り切るか、いかに楽しむか。。。 たとえ仕方なく始めた #リモートワーク でも、タダでは転ばない「タダころ精神」で、ステップアップにつなげよう! とTwitterもやってます
https://twitter.com/@3chome_taro

 

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